あれから22年
2017.01.17更新
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まごまご＆たまごセラピストの神田です。
１月１７日
今日は、人間の脳が持つ記憶の話し。
ヒトの脳は他の動物と比べて、その機能は高く
未だに解明されていない部分が多くあるようです。
脳の機能のひとつに「記憶」がありますね。
ヒトは、もの心ついた頃からの思い出などを憶えていて
いくつになっても鮮明にその記憶を呼び起こすことが出来ます。
この記憶のデータ量は、脳がHDDなら約4テラバイト。
DVDだと約８５０枚分にもなると言われています。
そんな膨大なデータを保存できる脳ですが、
もうひとつ、記憶の「消去」も得意としています。
ヒトは強い衝撃を受けたり、あまりにもショッキングなことを
目の当たりにしたとき、その時に得た情報を「消去」し忘れようと
する働きを持っています。
実際、私も数年前に交通事故で当て逃げにあったとき
自分ではその時の状況をハッキリと憶えていて転倒する時の状況や
逃げた車のナンバー、車種、色をしっかり確認していたつもりで
警察に伝えたのですが、結局捕まった相手の車はナンバーも色もまったく
違っていて、たまたま珍しい車種だったので、それで特定できただけでした。
これは、脳が嫌な記憶を持っていると身体にストレスを感じてしまうと
判断し、それを回避するために行なう機能です。
自分の身を守るためと考えれば「消去」も素晴らしい機能です。
しかし、いつまでも記憶から「消去」してはいけないものもあります。
１月１７日
２２年前のあの日
阪神淡路を襲った大震災が起きた日。
時は経ち街は復興し生まれ変わりました。
前向きに生きるには「消去」も必要かもしれませんが
でも、あの日起きたことは忘れてはいけません。
その記憶は、後々まで受け継いでいく必要があるでしょう。
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